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講座名 |
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配信日 | 2014-06-07 21:00:00 | ||
講師 | 柴沼 直美 | ||
件名 | ネット講座メールマガジン | ||
こんにちは。
CDA1次合格講座の柴沼直美です。 今日は、意思決定スタイルについてです。 この項目は、CDA試験の目玉ですから 論述問題でも対応できるように しっかり理解しておきましょう。 早速問題です。 各意思決定スタイルの意思決定者へのCDAのアプローチ に関する次の記述として適切なものは次のうちどれか。 1.延期型スタイルの意思決定者へは、クライエントと CDAが何をすべきかそれぞれの役割を決める必要がある。 2.無力型スタイルの意思決定者へは、計画を立てて、 職業・仕事の選択を行う決断をすれば、起こってくる 諸々の障害を乗り越えることができると教える必要が ある。 3.従順型スタイルの意思決定者へは、なぜその選択肢がほかよりも魅力的に思えたのかを聞き、選択に際して妥当な判断基準を持っていないと判断したら、決断する前に別の選択肢を探し、検討することをアドバイスすることが必要である。 4.苦悩型スタイルの意思決定者へは、決断した選択が 決して取り返しがつかないものではなく、必要ならあとで選択をし直すことが可能であると、よく説明する必要がある。 シンキングタイムは1分です。 いかがでしょうか? これは テキスト5巻の「キャリアプランニング・プロセス」からですね。 これも頻出ですよ。 1.説明が従順型スタイルになっています。 延期型は、「実行することを強く促すこと」です。 またクライエントが責任をもって行動するか、または クライエントが意思決定プロセスを最後までやり通す気持ちになるまで一時プロセスを中断するかどうかの選択をクライエントにしてもらう必要があります。 2.これは説明が、「運命型スタイル」のものになっています。 無力型スタイルは、クライエント自信の自己探索を促し、不安の原因が何なのか、クライエント自身が洞察できるように支援します。 3.従順型スタイルでは、CDAは「クライエントとCDAが何をすべきかそれぞれの役割を決めなければいけない」ということです。例えば、クライエントが職業選択に関する意思決定を自分で行い、CDAがその職業につくために必要なステップや情報を提供するなどです。 4.正解です。このタイプはそれぞれの選択に時間がかかります。複数の選択肢から1つを選ぶことに自信がもてないためです。したがって決断した選択が決して取り返しのつかないものではなく必要ならあとで選択し直すことが可能であると説明する必要があります。 これもコトバと説明の組み合わせをあっていないパターンのオーソドックスな問題です。 では、また CDA1次合格講座の柴沼直美でした。 |