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講座名 |
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配信日 | 2014-06-12 16:00:00 | ||
講師 | 柴沼 直美 | ||
件名 | ネット講座メールマガジン | ||
こんにちは。
CDA1次合格講座の柴沼直美です。 今日は、テキスト第1巻です。 CDAの倫理基準についてです。 ここらへんは、要になりますね。 では問題です。 CDAの倫理基準に関する記述として 適切なものは次のどれか。 (不適切な選択肢については 何が不適切かも併せて考えましょう)。 1.守秘義務とは、いかなるときもクライエントの 了承なしに、面談の内容を他者に漏えいしてはいけない ということである。、 2.CDA倫理基準第13条(クライエントとの関係) 違反の具体的な例としては、クライエントの頼で業務としての面接場面を超えて、個人的に契約の枠外で 相談に乗っているうちに、男女関係になってしまうといった場合などが想定される。 3.インフォームド・コンセントの本意は、受け手側が 納得しようとしまいと、対人援助職側が「説明」することである。 4.CDAが行う業務はキャリアカウンセリングとサイコセラピーに限れていることを倫理基準に明記して、CDAは自分の専門外の仕事や自分の能力を超えた仕事をしてはいけないと規定している。 シンキングタイムは1分です。 いかがでしょうか? ここは超重要ポイントですから、テキスト丸暗記ぐらいの 気持ちで臨みましょう。 適切なのは 2です。 1については、守秘義務の限界について覚えておきましょう。 代表的な限界は、警告義務が生じ、それが守秘義務を 上回る場合です。代表的な例ととして、企業から委託を受けてCDAとして働いている会社の社員が、話を聴いているうちに「うつ状態」の可能性があることに気づき、自殺念慮をもつ可能性が疑われた場合に警告義務が守秘義務を上回る場合です。(テキスト第1巻32ページ) 3のインフォームドコンセントの本意は、対人援助職側が説明をすることよりも、十分な説明の後で受けて側が 「納得する」ことにあります。(テキスト第1巻31ページ) 4はCDAが行う業務はキャリアカウンセリングに限られていることを明記して規定していることが正しい記述になります。(テキスト第1巻33ページ) では、また CDA1次合格講座の柴沼直美でした。 |